こんにちは! ゆきぽんずです。
今回は、GD(グループディスカッション)の進め方について書いていこうと思います。
目次
グループディスカッションの流れ
1. 役割決定(司会、書記、タイムキーパー、後は意見をだしたり他の人の意見を深める人)
2. 全体の時間配分 (話しをどのように時間を配分し、進めていくか)
3. 課題に対しての前提や、定義をする (ここが一番大事!ここがぶれていると話し合いがあいまいになってしまう)
4. 決めた前提や、定義に対して目標を決める
5. アイデアだし (発表しないと評価されない)
6. 結論をまとめる
7. 発表
以上のような流れでGDは進んでいきます。
それではそれぞれについて詳しく説明していきます。
役割決定
まず始まったと同時に、全員の役割分担から始めてください。
なぜなら、役割を決めていないと誰がまとめるか、誰がメモをするのかがあいまいで、意見を出し合うだけのGDになってしまい、まとめるのが難しいからです。
ここで役割を決めておくと、例えば司会進行役の方がいろいろな人に話しをふれますし、書記役の人はメモをとりながら周りをみて話の進み方をみれます。
タイムキーパーにしても時間を意識した発言ができるので、この3役は評価されやすいと思います。
ここでネックなのは、なにもしていないアイデアだしの人ですが心配ないと思います。
アイデアをだしながら、周りの方との意見の違いだったりをしっかり主張し、同調する時は、うなずくなどのボディランゲージで表現してみると、みている人に好印象を与えられます。
役割分担を出来ているのと出来ていないのでは、評価が全然違うので是非意識してみてください。
全体の時間配分
次にどのように話し合いを進めていくのかについて、時間配分を決めていきます。
例えば、LINEの新規事業を考えろという問題を与えられた時
制限時間を15分と仮定するのならば、以下のように時間を分けることをお勧めします。
役割の決定 : 1分
課題の定義 : 2分
目標設定 : 2分
話し合い : 6分
結論まとめ : 2分
発表 : 1分 (発表があれば)
ここで、計算すると発表を含めても14分となっていますが、これはあくまで目安です。
そもそも時間通り進んでいかないので、1分くらいは余裕を持たせたほうがいいと思います。時間にもっと余裕があれば、それに越したことはないのですが(;^ω^)。
課題に対しての前提や定義をする
ここが一番大切です!!
皆さん (私を含め) は、この部分を飛ばしてGDをしがちになっています。
先ほどの例を使い、LINEの新規事業を考える時に皆さんは意見を出してしまいます。
「こんな事業がいいな」とか「LINEのあの機能こうやって使えるかな」などの意見を出したくなる気持ちは重々わかりますが、その前にどこの誰に向けての事業なのかはっきりさせておくことが必要です。
たとえ、皆さんが出した案がとても素晴らしく、実現性が極めて高いものであっても、それがどこの誰にとっての商品なのかが明確でないと、商品としては成り立ちません。
考えてみてください。「大学生にたまごっちは売れますか?」
この答えは幾通りもあると思います。例えば、海外の大学生であれば安値で売ることはできると思いますが、日本の大学生ではどうでしょうか?
安値だとしても売れるとは到底思えないのではないのでしょうか?
さらに、その日本の大学生なかでも高校生に近い大学1年生と、大学生活をいくらか過ごしてきた大学3年生に売る時では、売れる量が全く違います。
もっと詰めると、男性と女性で買う割合が全然違います。
ここで大事なのは、どこの大学生でしかも何年生の男性or女性に目をあてて、商品を作るのかを明確にしておかないと後になって、「やっぱこっちで」とか「なんか違うな」という結果になってしまいます。
ですので、皆さんもGDをする際には、課題の前提や定義を絶対にするようにしてください!
決めた前提や、定義に対しての目標を決める
これは、前に定義した内容を踏まえて、その内容に見合うような目標を定めていくことです。
例えば、先ほどの例で話すと「大学生にたまごっちは売れるか?」という議題に対して、日本の大学1年生の女性に売ろうとしたときに、どのように売れば今までより売れるのかを考えていきます。
そこでみんなで、「大学生向けのちょっと凝った仕様のたまごっちを作る」とか「女の子に売るのだから、装飾をしっかりして今流行りのデコレーションをする」などの明確な目的が見えてくるようになります。
ここまではっきりしていると皆が迷わずそのことについてだけ意見を出すようになります。
ですので、定義をしたら終わりではなく目標(目的)を決めてから話し合いをするようにしましょう!
アイデアだし
ここでは、皆で意見を交換していきます。
書記の人に一人一人の意見をかいてもらい、後にみんなでどんな案が出たのかを見ていきます。ここで書記の人の注意点としては、樹形図で書いてほしいということです。
以下のような樹形図で書いておくと、頭の中を整理しやすくなり、また発言の共通項を見つけやすくなります。
ですので書記の人は、樹形図でアイデアを書いていきましょう。
他の方たちは、しっかり意見を出してください。
ここで注意点ですが、相手の話しに反対することはアイデアを収縮することになるので絶対にやめましょう。
ですが、勘違いしないでほしいことは、自分の発言には責任を持ってください。
司会の人がまとめる際に、「なんか違うな」と思ったらすぐに言うようにしてください。
そこで何も言わないのは反対しているとかではなく、ただ単に自分の発言に責任を持っていないとみなされるので気を付けてください。
そこだけを気を付けてみんなで意見をいっぱいかわしましょう。
そしてよさそうな案をどんどん深めていきましょう。
案の深め方については、なぜを考えていくといいと思います。
「どこがどんな人に働きかけそうか?」、「どんな風に役に立つか?」などを考えていけばいいと思います。
ただ勿論なんの関係もないことは言わないようにしましょうね(笑)
結論まとめ
アイデアだしで出た意見の中でみんなが納得する案を決めていきます。
先ほどアイデアだしの中で、よさそうな案の深堀をしていった時に「こんな側面もあるな」と沢山気付いたと思います。
そのいくつかの案の中で自分たちが、「これならいける!」と思ったやつを発表してください。
ただし、最後に「なぜその案にしたのか?」や「なぜその前提で話を進めたのか」は補足しておいてください。
ここが抜けていると論理的ではないと、見られてしまいます。
せっかく頑張ったのに、ここでそのように判断されてしまうのは、とてももったいないです。
補足として言うと、会社の人は結果をあまり重視していません。
それよりも過程を大事にしてます。
ですので、皆さんも結果も大事にしてほしいのですが、それよりも過程を大事にしてください。
発表
最後に発表です。
ここでは、特にいうことはないのですが、強いて言うなら発表する際に論理的に言えているかを考えながら話すことですかね(なぜその案にしたのか、なぜその年代を前提として目を向けて話し合いをしたかなど)
後、発表する人は1人がいいと思います。
数人でしてしまうと時間オーバーしてしまうので、どうしても伝えてほしいことだけを発表する人に伝えるという形をとるのがいいと思います。
以上がGDの流れや、その各々の注意点です。
長文で申し訳ありません。
でも参考になれば、嬉しいです。
一緒に就職活動頑張りましょう!
応援しています!
あなたのそばに、ゆきぽんず