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【3分でわかる】「ビジョナリーカンパニー 飛躍の法則」の要約

こんにちわ。ゆきとです!

 

今日は、ジム・コリンズさんの著書「ビジョナリーカンパニー 飛躍の法則」の要約をしていきます。

 

本書のターゲット

  • これから「ビジョナリーカンパニー 飛躍の法則」を読もうとしている人
  • 一度「ビジョナリーカンパニー 飛躍の法則」を読んだ人

 

要約

本書が伝えたいこと(ゆきとなりの要約)

自分にとって針鼠の概念を満たすものを追求せよ

=> 好きなこと(情熱✖️努力を注げる分野)でいきていけ + 無駄なことを排除する

本書の目的

良い企業は偉大な企業になれるのか、どうすれば偉大な企業になれるのかという疑問、そして、どの組織にも適用できる普遍的な答え、時代を超えた答えを調査し、学んだ点を伝えること

偉大な企業になれる普遍的な答えを出すための調査方法概要

  • 第一段階 偉大な企業への飛躍を遂げた企業の探索
  • 第二段階 比較対象企業(偉大な企業への飛躍を遂げていない)を選ぶ
  • 第三段階 偉大な企業に飛躍を遂げた企業・遂げてない企業を10.5年かけてそれぞれ調査
  • 第四段階 情報の中から一貫したパターンの抽出

調査結果からわかった偉大な企業になるための主要な発見

規律ある人材
    • 第5水準(= 謙虚さ + 不屈の精神)のリーダー
      • 特徴
        • 万事に控えめで、物静かで、内気で、恥ずかしがり屋ですらある
        • 個人としての謙虚さと、職業人としての意思の強さという一見矛盾した組み合わせを持っている
        • 成功を収めたときは窓の外をみて、成功をもたらした要因を見つけ出す。結果が悪かった時は鏡をみて、自分に責任があると考える
    • 最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
      • 適切な人材こそが最も重要な資産
        • 偉大な企業への飛躍には、人事の決定に極端なまでの厳格さが必要なことがあげられる
規律ある考え
    • 厳しい現実を直視する
      • 自分が置かれている現実の中でもっとも厳しい事実を直視しなければならない
        • 偉大な企業への飛躍には、上司が意見を聞く機会、そして究極的には真実に耳を傾ける機会が十分にある企業文化を作り上げること
    • 針鼠の概念
      • 単純で明快な概念であり、以下の3つの要素が重なる部分に関する深い理解から導き出されている
        • 自社が世界一になれる部分はどこか
          • 最高になれる部分はどこかについてを理解する
          • どこにも負けない事業になりうる部分だけに注力することが、偉大な企業への唯一の道である
        • 経済的原動力になるのは何か
          • 最大の影響を与える一つの分母を探し出すべきだ
        • 情熱をもって取り組めるのは何か
      • 本質の部分だけを見抜き、あとは無視する
規律ある行動
    • 規律の文化
      • 人間ではなくシステムを管理している
      • 針鼠の概念を徹底して守る
      • 二面性がある
        • 一貫性のあるシステムを守る人たちが必要
        • このシステムの枠組みの中で、自由と責任を与える
      • 規律のある考えができ、次に規律ある行動をとる規律ある人材が必要
    • 促進剤としての技術
      • どの技術分野に関しても決定的な問いは、その技術が自社の針鼠の概念に直接に適合しているのかどうか
        • この問いへの答えがイエスであれば、その技術の利用で先駆者になる必要がある
      • 技術そのものが偉大な企業への飛躍や偉大な企業の没落の主因になることはない
この本の示唆
    • ほとんどの人が今実行している点(作業)のうちのかなりの部分が、力の無駄遣いである事実を認識すること
    • 仕事時間のうち半分以上をこれら原則の適用にあて、それ以外の点は大部分無視するか、中止すれば、人生が単純になり、実績がはるかに向上する
    • ほんとうに問題なのは、「なぜ偉大さを追求するのか」ではない。「どの仕事なら、偉大さを追求せずにはいられなくなるのか」だ。「なぜ偉大さを追求しなければならないのか。そこそこの成功で十分ではないのか」と問わなければならないのであれば、おそらく、仕事の選択を間違えている

まとめ

 この本は会社レベルの規模の話を個人の話に落とし込みながら話してくれるため、比較的読みやすい本であった。

 

スティーブ・ジョブズの演説にもあったように「早く自分が熱中できることを見つけろ」といっていた意味を本書の以下の部分で言語化して受け取ることができた。

 

ほんとうに問題なのは、「なぜ偉大さを追求するのか」ではない。「どの仕事なら、偉大さを追求せずにはいられなくなるのか」だ。「なぜ偉大さを追求しなければならないのか。そこそこの成功で十分ではないのか」と問わなければならないのであれば、おそらく、仕事の選択を間違えている

 

本書の内容は会社を表に出しているだけで、グレッグ マキューン氏の著書「エッセンシャル思考」と本質的には同じことが書いてあるため、「ビジョナリーカンパニー 飛躍の法則」よりも読みやすい「エッセンシャル思考」を本ブログの読者にはおすすめしたい。

 

今日の内容は以上になります。

 

本書のさらなる詳細を知りたい方は以下のリンクから購入いただけます。

 

エッセンシャル思考についても以下のリンクから購入いただけます。

 

今日もブログを読んでくださり、ありがとうございます!

 

エッセンシャル思考は自分が一番大切にしている考えなので、近いうちにブログにまとめます!

 

それではまた! see you next time!