Engineerの研鑽

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【3分でわかる】「僕は君たちに武器を配りたい」の要約

こんにちわ。ゆきとです!

 

今日は、瀧本哲史さんの著書「僕は君たちに武器を配りたい」についての要約をしていきます。

 

今まで読んだ本の中でも一際鋭い切り口で資本主義について説明してくださっています。しかも私のような凡人でも理解できるようにまとめてくださっています。

 

本書のターゲット

  • これから「僕は君たちに武器を配りたい」を読もうとしている人
  • 一度「僕は君たちに武器を配りたい」を読んだ人

 

本書の要約

一言要約

資本主義の本質を説明し、資本主義社会で生きていくために必要なことを網羅的に説明している。

セクションごとの要約

投資家的に考える

勉強(努力)と収入が比例しない社会が今の日本である。だからこそ、自分の時間と労力、そして才能を、何につぎ込めば、そのリターンとしてマネタイズ=回収できるのかを真剣に考える

資本主義の本質

「正しい人が勝つ」のが資本主義。では、どういう人ならば、資本主義の社会でお金を増やすことが出来るのか?

 

それは「より少ないコストで、みんなが欲しがるものを作った人

 

一部の「頭のいい人」ではなく、「より安く、よりいい商品」を作る人間が、社会を進歩させるシステムが資本主義。

これから生き残れるビジネスパーソン4選
  1. マーケター(顧客の需要を満たす人
    • マーケターとして生き残る方法
      • 商品にストーリーを乗せて売る
      • ブランドにイメージを乗せる
      • 自分の商品やサービスの「信者」を作り出すこと
    • マーケターとして生き残る上でのポイント
      • 自分自身も「商品」。売る「場所」を変えることで全く結果が違ってくる。
  2. イノベーター : 起業家
    • イノベーターとして生き残る方法
      • 「仮想敵」のいる市場を狙え
      • その企業を叩き潰すために就職する
      • 働く業界でビジネスチャンスを発見
    • イノベーターとして生き残る上でのポイント
      • 「何かを聞いたら反射的にその逆を考えてみる」というのはイノベーションを生み出すうえで、非常に有効な手法である
  3. リーダー
    • リーダーとして生き残る方法
      • 優れた人をマネジメントするのも大事だが、それ以上に凡人をマネジメントする力の方が必要になる
    • リーダーとして生き残る上でのポイント
      • クレイジーな人であれ(結果を追求しつづける人)
  4. 投資家
    • 投資家として生き残る方法
      • リスクを見込んでも投資機会を増やすことを重視する
      • 世の中の動向のトレンドとサイクルを見極める
      • ビジネスをする相手を、現時点の世間の評価だけで判断しない
    • 投資家として生き残る上でのポイント
      • 投機と投資を区別して理解する
        • 投機が非常に短期的なリターンを求めるのに対して、投資は本質的に長期的なリターンを求めるところが大きな違い
投資家的に生きていく

自分の頭で考える」ことが、投資家的に生きることの第一歩となるのだ。

 

投資家的に考える習慣というのは、実際に自分の手足を使って、行動をしてみることで身に付くスキル

 

社会に出てから本当に意味を持つのは、インターネットにも紙の本にも書いていない、自らが動いて夢中になりながら手に入れた知識だけだ。自分の力でやったことだけが、本物の自分の武器になるのである。

 

資本主義社会を生きていくための武器とは、勉強して手に入れられるものではなく、現実の世界での難しい課題を解決したり、ライバルといった「敵」を倒していくことで、初めて手に入るものなのだ。そういう意味で、ギリシャ神話などの神話や優れた文学が教えることは、人生の教訓を得るうえでも非常に有効だ

 

人生は短い。戦うのは「いま」だ

まとめ

最初にも言いましたが、この本は今まで読んだ本の中でも一際鋭い切り口で資本主義について説明してくださっています。しかも私のような凡人でも理解できるようにまとめてくださっています。

 

新しいものの見方を与えてくれた素晴らしい本でした。

 

今日の内容は以上です!

 

より詳細な内容が知りたい方は以下のリンクから本が購入できますので、よろしければご利用ください。

 

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

 

 

それではまた後日! see you next time