こんにちわ! 現役大学生のゆきぽんずです
大学生なら一度は経験するであろう「パワポでのプレゼン」
どのようにすれば、うまくパワポでプレゼンが出来るようになるのでしょうか
それにはちょっとした工夫が必要です
教授直伝の方法です
本記事の目的
そもそもプレゼンの本質とは何か?
プレゼンの本質は「他人に自分の意見を伝えること」です
ちょっと抽象的なので具体的に書くと
「自分のために発表するのではなく、他人の感情を動かすような発表をすること」です
このプレゼンの本質を知っていないと、プレゼンは絶対に成功しません
この本質に沿ってパワポを作成する方法を紹介していきます
最初に決めないといけないのは、パワポの型です
ここで一番気を付けないといけないのは、論理系列でパワポを作ることです
パワポの型とは?
基本的に以下の型で、パワポを作れば大丈夫です
ひとつひとつの項目をパワポで、どのように作るのかをみていきましょう
問題
正確には問題提起です
ここでは自分の発表するテーマを紹介します
それとは別に相手の興味を引くようなサブタイトルもつけましょう
イメージはこんな感じ
このようにAIを詳しく知らない人でも、興味を持ちそうな書き方を意識してください
そうすることで、聞く側の意識をグッと引き寄せられます
目的
なぜその問題を選んだのか?
その目的について簡潔に書きましょう
*写真はアニメーションを使って交互に出すようにしているため、重なっている
パワポでは伝えたいことを簡潔に書き、しっかり言葉で補足していくのがプレゼンです
パワポをただ読んでいるだけだと、聞き手が聞くのをやめてしまいます
そうならないためにも簡潔に、見やすくパワポを作ることが大切です
方法
ここでは、タイトルの内容を実証するための方法を書いていきます
今回の例で使っているパワポでは、ここを省いています
しかし、実験の結果を示すようなプレゼンであったり、何かの問題解決を図ったときのプレゼンなどで作るパワポには、方法を必ず書いてください
証明
なぜその方法を使うとうまくいくのかという証明をします
自分の行った実験結果が、なぜ正しいと言えるのかを他の論文を用いたり、本の内容を引用したりして説明します
証明をパワポに書くことで、自分の意見に対しての補強になります
私のパワポの場合だとAIとは何かを知ってもらうために、AIの歴史からひも解いています
視覚的にもわかりやすいように矢印に沿って、AIの発展について書いています
私の場合は事実として存在する歴史を証明として、自分のプレゼンに説得力を持たせています
結論
皆さんの一番伝えたいことが、結論となるはずです
そして、その結論は最初のタイトルに、含まれていなければなりません
私が作ったこのプレゼンで、一番伝えたかったことは「AIとは何か?」です
その結論を、最後にわかりやすく書いておくことが大切です
このような型を使ってパワポを作ると、相手に伝わりやすいプレゼンがしやすくなります
しかし、これはあくまでも基本です
プレゼンをもっと伝わりやすくするために、気を付けてほしいことがあります
【これだけはしてほしい】相手に伝わるプレゼンとは?
声のトーンを変える
一定のトーンで話していては、どこが大事なのか伝わりにくいプレゼンとなってしまいます
強調したい部分では大きな声で話し、少し謎めいた部分では小さい声で話すなど
その都度、声のトーンを変えることで相手に声のトーンだけで、今どんな話題を話しているのかを、感じさせることが出来ます
声のトーンを意識している人は少ないので、意識するだけであなたのプレゼンは他の人よりも数倍わかりやすいものとなります
結論ファースト
「何が言いたいのか、これから何を話すのかを明確にしておくことで、聞き手の負担を軽減できます」
昔、小学校で校長先生の話をグダグダ聞かされることがあったと思います
あれの何が嫌かと言えば、結論のない話を長々とされたからです
つまり、自分の言いたいこと(結論)を最初に相手と分かち合えれば、相手は長時間、話を聞くことにそれほど不満を示しません
だからこそ、最初に話の結論を伝えるようにしてください
根拠をデータを基に話す
人間は、いち個人が言ったことをあまり信用しない傾向にあります
だからこそ、権威性を利用して自分の意見を補強します
例えば、ハーバード大学という権威性のあるものを利用して、自分の意見が的確であると結論づけることが出来ます
その例について、以下に書いておきます
「ハーバード大学の研究の結果によれば以下のようなデータが出ており、そのデータを私の調べた内容に照合した結果、見事一致しました」といったように、データを基に根拠を話すことで、より説得力のあるプレゼンができます
例え話をはさむ
少しわかりづらい内容を伝える時には、例え話を使うのが有効です
先ほど書いた「だからこそ、権威性を利用して自分の意見を補強します」はとても抽象的であり、あまりイメージができないものでした
そこで、ハーバード大学を権威性として利用するといった例え話をすることで、読者の方に「そういうことか」と納得してもらえるように書いています
このように、もしかしたら相手の受け取り方次第で解釈が異なりそうな場合は、例え話を入れて筆者と読者の理解を一緒にすることが大切です
自分の伝えたいことが伝わっていないのは、切ないですからね
ジェスチャーを入れる
適度にジェスチャーを入れることで、プレゼンの内容が分かりやすくなります
身振り手振りが何もない状態だと、声に抑揚があってもわかりづらいです
例えば、大きな波を表現したい時には、声を大きくするだけでなく、手を波のように動かしたりすると伝わりやすいです
このようにジェスチャーが効果を発揮しそうなときは、存分にジェスチャーを入れてください
ですが、ジェスチャーをやり過ぎると騒がしいイメージを持たれるので、多用は禁物です
【もっとこだわりたい】相手にかなり伝わるプレゼンとは?
1スライド1メッセージ
1つのスライドで伝える内容は、最高でも3つにしてください
それ以上の情報は入れないでください
3つ以上の情報を入れると、話が散らばってしまい、結局何が言いたいのか分からなくなってしまいます
一番いいのは、1スライド1メッセージです
何を言いたいのかを1つに絞って伝えるほうが、伝わりやすいのは当たり前です
なので、できる限り1枚のスライドで伝えるメッセージの数は、少なくしてください
フォントはMSPゴシックで40pt以上
ゴシック体だと文字に丸みが出て、比較的に見やすくなります
一方、明朝体だと少し字体が鋭くなってしまい、硬い雰囲気が出てしまいます
なので、私はMSPゴシック体がオススメです
また、大きさは40pt以上にしないと見えづらいです
40ptでも少し見づらいと思います
できる限り、40pt以上のゴシック体でパワポを作るようにしてください
画像を入れる
文章だけでは伝わりにくい時があります
例えば、先ほどの文字の大きさとフォントの説明をしたときに、私が文字だけで説明していたら、読者の方は分かりづらかったと思います
そこで画像を見せ、実際どのようになっているのかを、読者の方に体験してもらうことで、納得してもらうように心がけました
この面をパワポにも活かして、パワポにも画像を入れる方がいいです
説明をわかりやすくする画像を入れるのもよし、インパクトを与えるための画像を入れるのもよしです
相手がどうしたら気持ちよくプレゼンを聞いてくれるのかを考えて、試行錯誤してください
ここから先は少々凝り過ぎているので、本当にこだわりたい人だけどうぞ(笑)
ちなみにうちの教授は、ここまでこだわっています
【ここまですれば文句なし】相手が引くほど伝わるプレゼンとは?
人の目線の流れからパワポを作る
人の目線は左上から右下に流れると言われています
ですので、以下のような流れを意識してパワポを作ってください
左上に一番伝えたい内容を書いておき、補足的なものは右下に書いておくと、人間の目線の移動を利用した、わかりやすいパワポになります
文字の大きさを3段階で分ける
文字の大きさは、最初に決めておくのがいいと思います
私は60pt、54pt、48ptの3つを使うことをオススメします
タイトルや見出しには60ptを使い、本文には54pt、補足説明に48ptを使うようにすれば、とても見やすいパワポが作れます
参考程度に試してみてください
ひらがなと漢字の大きさを変える
これは費用対効果が高いので、ぜひ試してみてください
ひらがなを漢字よりも小さくすることで、漢字が強調され見えやすくなります
ちょっとした変化ですが、これもすべてプレゼンを見てくださる人たちへの配慮です
語っているフィードを狭くする
相手に、プレゼンをより伝えやすくするためには、話題を限定するべきです
例えば、アニメの話をしているのに、関連性があるからといって声優さんの話をするのはNGです
あくまでテーマはアニメについてなので、そこで声優さんの話は出さなくてもよかったはずです
それは聞き手が聞きたいことではなく、ただ自分が言いたいことを言っているだけのプレゼンです
相手のことを考えてプレゼンするのなら、相手が聞きたい内容だけを絞って、話すべきです
プレゼンは自分のためにするのではなく、相手を1番に考え、相手のために行ってください
それが、自分の求める結果につながるので
おまけ
もう少しで終わりますので、最後までお付き合いください
そもそもしゃべるのが苦手な人へ
プレゼンは、基本的に人の前に立って行います
そこでしゃべるのが苦手な人は、自己紹介からするようにしましょう
どんな人でも自己紹介はできると思います
「どうも何学部の何学科、何年生の○○です。よろしくお願いします。」
と最初に話す内容を決めておくと、発表に入るときもスッと入れます
また、話すのが苦手な人がいきなり本番を迎えるのは少々厳しいと思うので、とりあえず家でリハーサルをしておきましょう
家で「スライドごとに何を話すか」を決めておき、実際に時間を決めてリハーサルをします
最初は時間をオーバーしてしまうかもしれませんが、続けてください
とりあえず一通りすることが大切なのです
一通り発表をすると、「ここはもっとこうした方がよかったな」と反省できるようになります
一通りやらず途中でやめてしまうと、時間を短くすることだけにこだわってしまい、プレゼンの内容についての向上が見込めません
ですので、プレゼンを一通りしてから改善してください
そのまま、家で繰り返しプレゼンの練習をすることで、本番には問題なく発表できるようになります
緊張する人へ
緊張のせいで上手く発表できない人は、緊張をマイナスに捉えてしまい、体がこわばってしまうからです
そんな人は、緊張をマイナスではなくプラスに捉えるようにしましょう
緊張すると、精神が研ぎ澄まされます
その結果、自分のしていることに集中できるようになるのです
緊張は悪いものではありません
ライオンなどの動物も、狩りをするときに緊張しています
なぜなら、その獲物を狩らないと今日食べるものがないからです
もしかしたら、餓死するかもしれないという恐怖から緊張がきています
しかし、人間であるあなたが、自分のプレゼンで失敗したところで餓死するなんてことはありませんし、今日の夜、食べるものがなくなるなんてことはありません
こう考えたら「自分の緊張なんてたいしたことないな」と思えませんか
むしろ緊張することで自分の集中が高まるので、感謝をしないといけないくらいです
ですので、緊張をマイナスに捉えるのではなく、プラスに捉えていきましょう!
今日の内容は以上です
参考になりましたか?
参考になっていれば幸いです
今日も読んでくださりありがとうございます
あなたの人生が少しでも豊かなものとなりますように
あなたのそばにゆきぽんず