【C言語の入門】コマンドライン引数を使った四則演算

こんにちわ！　現役理系大学生のゆきぽんずです

コマンドライン引数を使った四則演算と聞いて、すぐに実装できますか？

なかなか難しいですよね

今日は、そのコマンドライン引数を使った四則演算のソースコードを公開します

理解するのに時間がかかるかもしれませんが、しっかり理解してください

本記事の内容

• コマンドライン引数を使った四則演算のソースコードの公開
• 実行するときの注意点

それでは早速ソースコードを、見ていきましょう

コマンドライン引数を使った四則演算のソースコード

実装例

#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>

int main(int argc, char **argv)
{
  double op1, op3;
  double ans;
  char *op2;

  //コマンド引数のチェック
  if(argc != 4){
    fprintf(stderr, "ERROR : The number of arguments is wrong\n");
    return 1;
  }

  op1 = atof(&argv[1][0]);

  op3 = atof(&argv[3][0]);

  op2 = &argv[2][0];

  switch(*op2){
    case '+' : ans = op1 + op3;
    break;
    case '-' : ans = op1 - op3;
    break;
    case '*' : ans = op1 * op3;
    break;
    case '/' : ans = op1 / op3;
    break;
    default : fprintf(stderr, "ERROR : The second argument is one character of the operation symbol (+,-, *, /)\n");
    return 1;
  }

  printf("%lf\n", ans);

  return 0;
}

ソースコードは以上です

これをコンパイルをし、実行するとうまくいきます

コンパイル例と実行例を示します

コンパイル例

gcc -o q8 q8.c

＊ q8のところは、自分が作ったファイル名でお願いします

実行例

足し算

q8.exe 10.2 + 8

18.200000

引き算

q8.exe 3 - 2

1.000000

割り算

q8.exe 3 / 2

1.500000

掛け算

q8.exe 3 "*" 2

6.000000

 引数の数が違う時

q8.exe 3/2

ERROR : The number of arguments is wrong

演算子以外の時

q8.exe 3 % 2

ERROR : The second argument is one character of the operation symbol (+,-, *, /)

以上です

絶対に見てほしい注意点

しかし、よくよく見ると何でだろうと思うところはありませんか？

そうです

掛け算を示す * （アスタリスク）だけが、" "（ダブルクォーテーション）で囲われています

なぜなら、他の演算子は、単体で意味をもたないため " "（ダブルクォーテーション）で囲う必要がないからです

しかし、*（アスタリスク）は単体だと、ワイルドカード扱いになってしまいます

ワイルドカード（あいまい検索） ｢*｣（半角アスタリスク）：エクセル教室

そのため、演算子で使う * （アスタリスク）は文字列であると、コマンドプロンプトに認識させる必要があります

なので、* （アスタリスク）は、" "（ダブルクォーテーション）で囲まれているのです

私も、これには手を焼かされたので、皆さんも気を付けてくださいね

まとめ

 今日は、C言語でコマンドライン引数を使った四則演算の方法と、注意点についてまとめました

ソースコードをまる写しするだけでなく、キチンと内容も理解してくださいね

この記事が少しでも参考になっていれば幸いです

今日も読んでくださり、ありがとうございます

あなたの人生が少しでも豊かなものとなりますように

あなたのそばにゆきぽんず