こんにちわ。ゆきとです!
今日は、末永 幸歩さんの著書「13歳からのアート思考」について要約していきます!
お忙しい方でもさくっと読めるので、通勤時間や隙間時間にインプットとして利用していただければと思います!
それでは早速本書の結論からお伝えします。
結論
「正解を見つける力」から「答えをつくる力」へ
本書の結論はこの一言につきます。次に本の要約です。
要約
「あなただけのかえる」の見つけ方
- 現状
- 美術館に足を運ぶ多くの人が、作品を「鑑賞」するのではなく、作品の情報と実物を照らし合わせる「確認作業」を行ってしまっている
- 例 : 美術館で「モナリザのほほえみ」を見るときに、”作者はレオナルド・〇〇で、女の人が微笑んでいる絵画である”といった確認をしてしまっている
- つまり、「自分なりのものの見方・考え方」などとはほど遠いところで、物事の表面だけを撫でてわかった気になり、大事なことを素通りしてしまっている
- 結果として大衆と同じ考えになってしまっている
- あるべき像
- 「自分なりの視点」を持って物事を視る必要がある。
- だからこそ、大人の学びの世界でも「アート的なものの考え方」を見直すべきなのである
このあるべき像の中の「アート的なものの考え方」= アート思考(= アーティストのままでいられる大人になるための方法)を理解する必要があります。
そのアート思考を理解するためにも、アーティストがどのようにして、目に見える作品を生み出しているのか。その過程をみていきます。
- 「自分だけのものの見方」で世界をみつめ
- 「自分なりの答え」を生み出し
- それによって「新たな問い」を生み出す
つまり、アーティストは、”自分の内側にある興味をもとに自分のものの見方で世界をとらえ、自分なりの研究を続ける人”であり、本書の結論 ”「正解を見つける力」から「答えを作る力」”へをまさに体現しているといえます
このアーティストの考え方がアート思考です。
で、このことから本書の結論である”「正解を見つける力」から「答えをつくる力」へ”、つまり、"アート思考を身につけよう"ということに繋がるわけです。
さてそれでは具体的なメソッドへ!..と言いたいのですが、本書では実際の絵画の写真を使ったワークを交えて、一ステップごとにアート思考を身につけていくことができます。
私がここで要約するよりも遥かに効率のいいインプット + アウトプットになるので、ここまでの要約をみて少しでも興味がでた方は絶対買った方がいいです。
本書は、本当にアートの見方、関わり方が大きくかわる一冊となっています。
今まで500冊以上の本を読んできた私が、読まないと損をすると絶賛するレベルの良書です。
是非是非お手にとってみてください!
後書き
筆者がこの本を読んで思ったことを、ここにつらつらと書きます。本を読んだ後の考察などに使っていただけると幸いです。
私のアートに対する考え
アートとは、その人が自分の考えを体現するためのものなので、そこに美がなくてもいいと思う
だからこそ、アートでないものは人間の干渉がおよばないものである
つまり、水、空気などはアートではない
ただ、この考え方は決して正解じゃない
結論アートとは、自分で定義していくものであると思う
自分で考えて創造していく、このことに価値がある。全ての物事には矛盾があり、その矛盾ごと愛するようになれれば世界を多面的に見れるようになる
何が正解か、何が不正解かなんて存在せず、自分の中で確固たる価値観を持っていないとダメだと決めつける必要もない
この混沌とした世界の中で自分はどう思うのか、どうしたいのかを自分自身で考えて行動していき、その中で学んだことが自分を構成していく。ただそれだけ
つまり、「人生に正解の道はなく、あるのは自分の考えに基づいた行動が作ってきた道だけであり、これからの道は今の自分が全て作り出す」
こういうことではないかと私は考えました。皆さんはどう考えますか?
少し理解が難しい部分もあると思いますが、それも含めて今回のブログを楽しんでいただければ幸いです。
今日もブログを読んでくださり、誠にありがとうございます!
それではまた後日!